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小野小町と随心院 [お寺]


「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」
小野小町

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小野小町ゆかりの寺、随心院。 ここには悲しい恋の物語があります。

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絶世の美女と称され、世の男性の注目を一身に浴びていた小町に
熱心に求愛する深草少将という人物がいました。
小町はその愛を鬱陶しく思っていたため、自分の事をあきらめさせようと、彼に告げます。

「私のもとへ百夜通ったなら、あなたの意のままになりましょう」

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それを真に受けた少将は、それから小町の邸宅へ毎晩通い続け・・・

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九十九日目に病に倒れ、最後の一夜を前に世を去りました。
・・・・・・・・・・
そして、この物語は「百夜通い」といわれ、能舞台などで演じられています。

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深草少将の気持ちは、結局相手に届きませんでしたが、
小野小町が多くの歌を詠んだことから、随心院にお参りすると手紙が上達すると言われています。

自分の思いを手紙に託して・・・。



子どもの頃から、作文を書くのは得意なほうでした。でも、自分の気持ちを相手に伝えるのは、下手だったかも・・・。意識しすぎると、言えない言葉。「好きです」 「ありがとう」 「ごめんなさい」
昔、とても、とてもお世話になった人に、言いそびれた言葉があります。たくさんの月日が流れても、言えなかった後悔の気持ちが消えることはありません。もう届かないけど・・・。
「ありがとう」そして、「さようなら」
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未来

ぼくは、正直に言って文章を書くのが苦手です。
この間、中学卒業文集を半世紀過ぎてから読みました。
その酷いこと、
生徒数30人中最悪のものでした。
あの作文集が、この世から消えて無くなってくれと、
今も、切に願っております。
by 未来 (2010-09-23 07:58) 

嵯峨乃

随心院へはこの物語を知らずに訪れました。
ただ小野小町ゆかりのお寺と聞いて。
女性らしいしっとりとしたお寺というのがその時の印象でしたが、
そこでこの恋の物語を知って、切なくなったのを覚えています。
人影が見えませんね。
静かな雰囲気の中、過ごす随心院は素敵だったろうなと思っています。


文章だと時間をかけてじっくりと気持ちを書けますが、
口に出して伝えるというのがあまり得意ではなりません。
ひとつは口下手なため・・・
だけど、その時に思ったことをその時に伝える大切さを実感して、
なるべく相手に言うように心がけています。
思っているだけではわかりませんもんね。
by 嵯峨乃 (2010-09-23 11:30) 

gwan3

九十九日目に倒れるなんて、小野小町が刺客を送り込んだのかと、天邪鬼な私は妄想をふくらませてしまいます^^
小学6年生の時、自分の生い立ちを原稿用紙10枚に書くという宿題があって、その時七転八倒した記憶が未だに癒えません・・・。
by gwan3 (2010-09-23 12:25) 

COLE

考えてみれば1100年以上の前に読まれた歌が
現代に生きていること自体が
とてもすばらしいことなんだと思うのです
日本人に生まれてよかった

by COLE (2010-09-23 21:02) 

レイリー

大変に無念だった事でしょう。。。
私も自分の気持ちを人に伝えるのも、文章を書くのももの凄く苦手です。
不器用というのは困りモノです。
by レイリー (2010-09-23 21:33) 

perseus

こんばんは。
「百夜通い」は聞いたことがあります。
非常に悲しいお話ですが、一途に女性を思う男の気持ち
はある意味見習わなくては!?(汗)
恥ずかしながら、私も幼い頃に「ありがとう」がなかなか
言えませんでした。何度親に叱られたことか・・・
今思うと、なぜこのような大切なあいさつができなかった
のか・・・後悔の念が積もると共に、これからは意識しようと
いう気持ちも芽生えました^^
by perseus (2010-09-24 01:44) 

スマイル

てらてらさん おはよう
小野小町さんも罪なお方
そして深草少将は、純粋なお方ですね☆
昨日「悪人」を観たせいで、そのこととオーバーラップします。
小野小町さんのその後の心の動きは、どうだったのかしら?
なんて・・・

私は手紙を書くのが、昔から好きです[__わーい]
普段言えないことを、私は逆に文字にすると言いやすいという
ところがありました。

「さようなら」を言えずに離れていってしまったことが
あるのですね~なんだか切ない。

最後の便箋と封筒のお写真、とっても洒落てますね。
この記事の流れの最後に・・・ぐっときます[__ハートx2]

by スマイル (2010-09-24 08:45) 

ぽんこ

なんて切ない物語なのでしょう。
by ぽんこ (2010-09-24 10:46) 

パフィーのおくすり

そうですね、言えるときに言っておかなきゃと思うものの、いざとなるとなかなか恥ずかしくて言えない大切な言葉ってありますよね。
小野小町のお墓、というものが全国各地にあって、そのうちの一つに行ったことがありますが、いずれにしても最後はひとりひっそりと亡くなったのかな?と思うとちょっと寂しくなった覚えがあります。
by パフィーのおくすり (2010-09-24 21:37) 

viognier

小町ってひどい女だったんですか??
深草少将がかわいそうになりました。。。
by viognier (2010-09-24 21:38) 

てらてら

未来さんへ
素敵な詩を創る方が、文章を書くのが苦手なんて不思議ですね。
苦手だからこその意識の積み重ねが、今を作ったのでしょうか。

卒業文集ですか。自分では最悪と思っているものが、案外、他人には
好評価だったりしますから^^ その文集読んでみたいです。
by てらてら (2010-09-25 15:33) 

てらてら

嵯峨乃さんへ
随心院は、嵯峨乃さんのブログで見てましたよ。
最近京都らしい記事から遠ざかっていたので
何かストーリー性のあるお寺を探して、ここを選びました。
でも前記事にあるように、ドラマの撮影中で
少ない写真の中から、無理やりこじつけで作ってみました。
流れ的には、悪くないな~って、勝手に満足しています。

嵯峨乃さんは口下手ですか。私もです。
余計なおしゃべりは、沢山するんですけどね。うるさいくらい。
真面目な話は苦手です。はっきり言えません^^
好きなものが、歴史を感じさせるものだったり、和風だったり
嵯峨乃さんとはいろいろと、近いところがあるかもしれませんね。
by てらてら (2010-09-25 15:58) 

てらてら

gwan3さんへ
お~!そうきましたか。
確かに九十九日目というところが、怪しいですね。
gwan3さんらしい(?)視点にドキッとしてしましいました^^

小学校6年生で生い立ちって。それも原稿用紙10枚とは酷ですね。
私の場合、学校の先生に「作文は良く書けるのに、どうして
そんなに生活態度は悪いのか」って叱られていました。
その時に傷ついた心は未だに癒えません(/ω\)
by てらてら (2010-09-25 16:32) 

てらてら

COLEさんへ
京都にいると、歴史上の人物のがそこにいた
空気を味わうことが出来ます。
歌を詠んだ人物は、もういませんが
その思いは永遠に生き続けるのですね。
by てらてら (2010-09-25 16:53) 

てらてら

レイリーさんへ
すこしくらいは不器用な人のほうが、人間臭くて
私は好きなんですけどね。
写真で何かを伝えたい人は、言葉を使うのが苦手かも・・・。
素敵なお写真を載せているブロガーさんたちは、あまり言葉を
載せていません。というより必要ありませんね。
by てらてら (2010-09-25 17:16) 

Takami*

はじめまして♪
ご訪問いただきありがとうございました^^
京都好きで1年に一回は訪れてますが
てらてらさんの記事には知らないお寺や神社が
たくさん~!!勉強になります。
ちなみに来月、奈良がメインですが京都行きます^^

by Takami* (2010-09-25 17:28) 

てらてら

perseusさんへ
「百夜通い」知ってましたか。さすが歴史好きなperseusですね。
思いが一方通行なところが、切ないです。
でも、しっとりとした京都のお寺にはピッタリのお話ですが^^

私も挨拶については、初めて働いた会社が小さなデザイン会社
だったので、社会人になってから社長の奥さんに躾けられました。
それがあって、今の自分があるのかな~と思います。
perseusさんのご両親は、幼い頃からちゃんと教育されて
いたのですね。すばらしいです。
by てらてら (2010-09-25 17:32) 

てらてら

スマイルさんへ
小野小町といえば「悪女」のイメージもあるようですね。
でも謎が多すぎて、正体はつかめないようですが・・・。

スマイルさんって、ブログを見てると筆まめな人なんだろうな~って思います。
人間関係を大切にしたい!って気持ちの表れなんでしょうね。

言えなかった「さよなら」ですが、未だに「さよなら」を言うのは苦手です。
後ろ髪をひかれる思いをするのが辛いというか、自分本位なんです。
やっぱり相手にとって必要なのかな「さよなら」の言葉って。
by てらてら (2010-09-25 18:28) 

てらてら

ぽんこさんへ
切ない物語のあるお寺で、その雰囲気に浸ってきました。
雑誌では紹介されていたんですよ。このお寺。
でも「人少なっ!」でした。
by てらてら (2010-09-25 18:38) 

てらてら

パフィーのおくすりさんへ
意識しなければ、言葉って楽に出てくるんでしょうけどね。
小野小町って謎の多い女性ですから、結局のところ
正体は何もわからないそうです。
そこが面白くて、いろいろなお話が勝手に作られるんでしょうね。
by てらてら (2010-09-25 18:55) 

てらてら

viognierさんへ
小野小町って悪女です。
っていうか、絶世の美女だったにもかかわらず
全く男を相手にしなかったというところから
いろいろな作り話が出来上がっています。
小町が物乞いの老婆として書かれている「卒塔婆小町」とかね。
by てらてら (2010-09-25 19:08) 

ミソ

言葉でも紙に書いても、素直な心を表現するのは難しいものですね。受け取る方も、正確に受け取れるとは限りません。
「百夜通い」も、本当の話と言うよりは、そういう人間のサガ的な教訓話なのかもしれません、違うかもしれません、ワカリマセン。
因みに、世界三大美女に入っている小野小町。クレオパトラ・楊貴妃・小野小町、ですが、小野小町は日本だけで・・・と言うより、その国の歴史上有名な美女が入るのだそうです。ので、国によって違うそうですネ(´Д`;)ヾ
by ミソ (2010-09-25 19:57) 

てらてら

Takami*さんへ
京都にはよく来られるのですね。
それって、観光?キャンドル関連?
キャンドルだと見に行きたいな~。
京都はこれから観光シーズンなので
いろいろ楽しんでいって下さいね。
by てらてら (2010-09-25 19:57) 

てらてら

ミソ猫さんへ
さすが歴史をよく知ってますね。
「百夜通い」は能舞台のお話で、事実ではないと思われます。
実際このお寺も、近くに小野家があったというだけで
小野小町が住んでいたかどうかも解からないのです。
だからこの記事には、かなりの演出が入っています。
(。≖ิ‿≖ิ)フッ もうミソにはバレバレだね。
by てらてら (2010-09-26 00:39) 

AKIRA

てらてらさん、こんばんは☆彡
このお寺が携帯ザムライがいたお寺とは思えない。。
小野小町ゆかりのお寺だったのですね^^
いろんな方がコメントされてますけど、ホンマにみんなよ〜知ってはりますね。ビックリです!
しかも文章が上手♪

てらてらさんの写真も文章も好きですよ。
それは岡崎神社の記事の時からずっと。
一方の僕はね、語彙が圧倒的に不足してるので上手く言おうとするのが苦手なんです(笑)

例えば、誰かが「迷子になった」とか言ったら、
「みんな探してます。戻れそうな道をゆっくり探して、ゆっくり歩いてきて下さい。決してあわてないように^^」
…とかね。
by AKIRA (2010-09-29 00:35) 

marzo-allee

お久しぶりです。

かーちゃんも。。。。悲しいお話があります。
高校生の時に「百人一首」の詩と、花びらを入れたラブレターを
贈ったのですが。。。。。ふられました。。。。。。

迷子になられちゃったのですね。。。。。
しばらく「素敵なお写真」を拝見できなくて残念ですが
無事、救護される事、祈ってます。
by marzo-allee (2010-10-05 01:53) 

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